子宮筋腫の貧血で入院②【貧血治療とリュープリン注射】

Sponsored Link

診察から即入院し、貧血の治療が始まりました。

まず初めに、生理を止める治療を開始。そのために「リュープリン注射」を打ちました。

同時に鉄剤を点滴から入れます。赤血球の数値を上げて、息苦しさを緩和させます。

この記事では、リュープリン注射の説明と入院生活についてまとめました。

1日をどう過ごしていたのか、注射や入院の費用についても書きましたので、参考になればと思います。

生理を止める理由

生理の出血を止めるため、リュープリン注射を打つことにしました。

一時的に閉経した状態にするためです。
そして、大きくなり過ぎた筋腫を小さくさせます。

体に負担の大きい開腹手術より、短期間の入院で済む腹腔鏡手術で子宮を取りたいためです。

腹腔鏡手術は、お腹に4ヶ所穴を開けて、カメラや器具を入れて行う手術のことです。
入院期間も短く、回復がものすごく早い手術です。

腹腔鏡手術は子宮を膣から取り出すため、筋腫の大きさを10cm未満にしなければなりません。そのために注射を打ちました。

「生理がなくなる=女性ではなくなる」という考えはありませんでした。
早くこの息苦しさをなくしたい。これだけでした。

リュープリン注射とは

リュープリン注射とは、内分泌療法(ホルモン療法)です。
女性ホルモンの一種、エストロゲンの分泌を抑えて閉経状態を作ります。

生理がこなくなることで子宮筋腫が小さくなったり、乳がんの増殖を抑えることができるようです。

リュープリン注射は1カ月に1回、腕・お腹・お尻のいずれかに打ちます。
4週間で薬の効力が無くなって、生理が復活してしまうからです。

症状と体重により、3.75mgと1.88mgがあります。

 

リュープリン注射を打った理由
  • 早急に貧血の症状を改善すること
  • 子宮全摘出は腹腔鏡手術で行うこと

リュープリン注射の打ち方

1月から手術当月の4月まで4回注射を打ちました。

初回のみ3.75mgで、子宮全摘出手術の当月までは1.88mgを打ちました。

病院へ着くと、まず熱と血圧を測ります。
それから、問診をして問題が無ければ注射です。

1回ごとに左右を入れ替え、へその横に打ちました。

費用は保険3割負担で、6,000円でした。

リュープリン注射の副作用

副作用としては、血圧が高くなってしまったことでした。

普段から数値が高めなのですが、150ー90になってしまったので血圧を下げる薬を服用しました。
血圧計を購入して、朝晩計測。記入して診察ごとに提出しました。

更年期の症状はでませんでした。生理が無くてむしろ快適でした。

ご飯を食べて、手術に向けて軽い運動をするようになりました。

貧血入院1~3日目

診察終了後、入院受付で書類記入とパジャマレンタル、前金として100,000円を支払いました。

夫は荷物を取りに一旦自宅へ。

ワタシはパジャマに着替え、看護師さんが入院スケジュールを説明をしてくれました。

そして、点滴をするために針を刺しました。

私の血管は細いためうまく刺さらず、3回目で刺すことが出来ました。左手首の親指から伸ばした部分に針が刺さりました。

点滴は1日3回。朝と夕方に水分と抗生剤、お昼に鉄剤でした。

抗生剤は生理が終わっていなかったため投与。それぞれ30分で空になりました。

f:id:tafuki:20211010142013p:plain

すぐに栄養兼水分の点滴を始まったので、ずっと横になって過ごしていました。

倒れると危ないため、トイレは看護師さんを呼び、車椅子で連れて行ってもらいました。

ご飯も運んでもらいます。あまり食べれなかったなあ。

水分は1日1リットルは取って下さいと言われました。ペットボトル用のストローは便利でした。

これ使ってました。

貧血入院4日目~7日目(退院)

1日おきに血液検査を行いました。ヘモグロビンの数値を測定しました。

入院4日目から、車椅子は使わなくなりました。
自分でトイレに行き、食事後の食器を下げ、シャワーを浴びることもできるようになりました。

ご飯もしっかりと食べるようになりました。

子宮筋腫で胃が圧迫されるようになってから、何日ぶりでしょうか。

ベッドには横にならず、座って読書やテレビを見たりしていました。
寝てしまうと体がだるくなってしまうからです。

5日目からは体力回復のために、病棟の廊下をひたすら歩きました。

動いてお腹が空くのか、3食とも完食するようになりました。
水分は1.5リットル飲むようになりました。

点滴は抗生剤と鉄剤。生理はようやく止まってくれました。

入院してから6日目に退院が決まりました。

ヘモグロビン数値が上がり、鉄剤の点滴が不要になったためです。

退院診察と手術の予約をしました。細かい日付ではなく、4月中旬ごろなど大まかな時期を希望します。

大病院のせいか、手術がとても混んでいました。
4月半ばの予約となりました。

退院の時刻は11:00。それまでに荷物をまとめておきます。

看護師さんが用意した精算用紙を持って、入院会計用の窓口へ。

入院費用は、倒れた日の初診費やリュープリン注射を含めて約10万円でしたが、保険で6万円おりましたので、実質4万円の出費でした

f:id:tafuki:20211010142157p:plain

何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】

余談

入院中の血液検査で、白血球の数値に少し異常が認められました。

子宮がんの可能性があるとのことでした。

この結果を見て、子宮全摘出の決意がいっそう高まりました。

次の記事からは、手術のお話になります。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村