Sponsored Link
賃貸借の契約書類って読むのちょっと面倒くさいかな・・・。って思いませんか?
紙に細かい文字が並べられていて読みづらいし、言葉が難しいですよね。
契約するときの状況としては、流れ作業的な感じです。
短時間で契約内容をすべて理解するには無理があります。
そこで、「とりあえず、ココだけは契約しているときに確認しておこう」という項目を考えてみました。
この記事を読むと、契約書類の中で重要な項目は何か、契約時に確認しておきたい項目がわかります。
- 物件の住所
- 物件に関しての連絡先
- お金に関する項目
- 更新・解約について
- 部屋の使い方
- 物件の状況と修理
Sponsored Link
契約時に確認する項目
物件の住所・部屋の番号
コレ間違っていたら大変ですよね。
公的な手続きや郵便に支障が出ますし、部屋の鍵が間違っていたら玄関が開きません
新築アパートやマンションでは一気に何部屋も契約しますので、部屋番号の間違えがないとも言い切れません。
内見時に渡されたマップやメモなどで、借りる物件に誤りがないか確認をしましょう。
連絡先
物件に何かあったときや家賃が期日までに間に合わない。などの緊急の連絡先を確認しておきましょう。以下のどれかになります。
- 大家さん
- 不動産屋
- 管理会社
お金の項目
お金に関する項目は、金額の確認を必ずしましょう。家賃の滞納があったり、敷金精算のトラブルがないように気を付けましょう。
- 支払いの総金額(家賃や別途の管理費などがあればその項目も)
- 支払い日
- 支払い方法
- 敷金の額
- 敷金の目的
- 敷金の清算について
契約更新・解約
契約の更新と解約は、制約が厳しいとワタシは思います。
ちょっとでも期日が守られなければ、更新されず退去となったり、解約ができずもう1か月分の家賃を支払わなければならいないことも。
- 契約の期間
- 更新料の金額
- 解約の予告は退去日の何日(何か月)前までにしなければならないのか
- 解約の違約金はあるのか
- 書類はいつまでに届いて、いつまでに提出(必着)なのか
書類の発送日と必着日は違います。間違えがないようにしましょう。期日はうるさいのです。
部屋の使い方
内見時にもチェックすべき項目なのですが、住むにあたっての禁止事項を再度確認しましょう。
よくあるのがペットです。大事なペットを手放すことにもなりかねません。
単身用・住居用・事業用使用は禁止・洗濯外干し不可・ゴミ出しについてなど、せっかく契約した物件なのに、退去勧告にならないよう、決まりごとは守りましょう。
マンションでは「規約」が必ずあります。確認をしましょう。
物件の状況と修理
契約書類には下記の表が添付されています。
出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について(一部抜粋)
物件の状況と退去時の修理負担割合についての表になります。
入居してからのトラブルにならないように、この表は必ずチェックしましょう。
こんなグラフみたいなものが添付されていることもあります。
これは、設備の経過年数を考慮して、年数が長いほど修繕の負担割合を減らすグラフです。
入居者は物件をきれいに使用することは当たり前で、退去時には入居した時に戻す(原状回復義務)のですが、モノは時がたてば劣化していくものです。
そこで、このような表とグラフが添付されているのです。
ちなみに、国土交通省ではガイドラインがありますので目を通してみても。
住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について - 国土交通省
Sponsored Link
まとめ
契約のとき、ワケが分からず過ぎていくパターンが多いとたふきは思います。なので、質問ができなくてあとで困ってしまうんですよね。
実は、管理会社との契約や火災保険の申込書など、書類はたくさんあるのです。とりあえず、契約当日はココだけしっかり確認しておいて、あとで契約書類すべてに目を通しましょう。
契約後に問い合わせても構わないのです。
- 物件の住所
- 物件に関しての連絡先
- お金に関する項目
- 更新・解約について
- 部屋の使い方
- 物件の状況と修理
契約は、トラブルがないようにするためです。キチンと内容を確認しましょう。
契約書に記名・捺印をしなければ、契約は成立しないということをお忘れなく。
にほんブログ村