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2017年12月、家事は何とかこなしていました。
しかし、階段で2階に行けず、1階で生活をするようになりました。
リビングで就寝。シャワーも息苦しくなっていました。
12月末ごろには、完全に寝たきり状態。
起き上がると息が苦しく、トイレまではゴロゴロのついた椅子で移動する羽目に。
病院は4つ受診しました。
息苦しさが治まらかったからです。
「あのとき、こうしておけば・・・。」未だに後悔と反省している点もあります。
この記事は、貧血で入院することになってしまった記録です。
メモなどを残しておいたので、それを元に作成をしました。
参考になれば幸いです。
このまま人生終わるかと思いました・・・
市の休日診療所
2018年1月1日、「これは完全にヤバい。病院へ行かなくては・・。」お正月のため、市の休日診療所へ行くことにしました。
夫の手助けがないと車に乗れないくらい、体調は最悪でした。
受付の方が私の状態を見て、びっくりしていました。
とんでもなく息切れした女が、突如現れたのですから。
検温して待っていると、診察室に呼ばれました。
そして、子宮筋腫があること、生理が止まらないことを伝えました。
息切れと爪の状態をみて、すぐに「貧血」と診断が下されました。
右手の中指に、体内の酸素濃度を測る機械(パルスオキシメータ)を付けられました。数値は92でした。標準が96~99%と言われていますので、低いですよね。
この診療所では、鉄剤の点滴や輸血の設備がないため処置はできないと言われました。
「救急病院へ行ったほうが良いですか?」と尋ねたのですが、必要ないと回答がありました。
さらに、「市販の鉄サプリを飲むとで楽にになりますよ。鉄サプリと一緒に飲むと鉄の吸収が良くなるビタミンCサプリも飲んで下さい。ドラッグストアで購入して下さい。」と言われました。
その言葉を信じて、鉄サプリを買って帰宅しました。
しかし、症状は軽くならず悪化していくばかりでした。
眠っている時間のほうが長いし、何が何だか分からない状態で涙を流すこともありました。
救急診療所
1月2日、救急専門の診療所があったのを思い出し、何とかして欲しいと祈る思いで向かいました。
とても混んでいましたが、私の状態をみてすぐに診察室に通されました。
同じく、子宮筋腫と生理のことを伝えました。
酸素濃度は正常値でした。
息切れの症状だけから「自律神経失調症」の診断がされました。神経を沈める薬を処方されました。
「いや違うだろ・・・。もうどこへ行ってもダメだ・・。1月4日にはかかりつけ医が開くのでそこまで頑張ろう。かかりつけ医は、心臓と循環器の専門だから・・。」
意識もうろうとしながら、1月4日になるまで寝て待ちました。
本当にこのまま死ぬのかと思いました。
かかりつけ医から大病院へ
2018年1月4日、病院が開くこの日を待っていました。
いつもは穏やかな先生なのですが、私の状態を見て、表情が変わったのを覚えています。
中指にパルスオキシメーターを付けて、酸素濃度を測りました。90しかありませんでした。
「息が苦しくて仕方無いんです。病院も2軒行ったのですが、良くならないのです。」と、このブログの内容をそのまま伝えました。
「サプリなんて効かないですよ!とにかく貧血が酷いです。紹介状を書くのですぐに、大きな病院へ行ってください。」(あまり紹介状を出さない先生なので、よっぽどだったんですね。)
「子宮筋腫があるので産婦人科なのですが、貧血が酷いので、最初に血液内科を受診して下さい。血液をきちんと検査してもらいましょう。」
紹介状をもらい、夫の運転で病院へ向かいました。
病院は正月明けのせいか混んでいました。正面玄関には「本日の診察人数予定1,200人」と表示されていました。
車椅子を借りて新規患者受付へ。20人ほど待っていたと思います。
登録カードに記入、紹介状と共に提出し、待つこと30分。
診察券と受付票をもらいました。
かかりつけ医の指示通りに、血液内科へ向かいました。
受付で受付票を見せると、血圧と体温を測って待つように言われました。
体温は36.7℃、血圧は110/70。待ち時間30分で呼ばれました。
酸素濃度を測り、顔色やまぶたの裏、爪の状態も確認。
今までの通院や子宮筋腫があることも話しました。
「これは酷い・・・。血液と尿、心電図をとってきてください。あと、輸血するかもしれないので、血液型を調べましょう。」
「それと、子宮筋腫があるとのことなので、産婦人科へ行ってください。診察の順番に入れておきますね。検査が終わったら行ってください。」
指定された検査を終えると、産婦人科で受付をしました。
歩けない立てない私は、車椅子に座りじっとしていました。
今まで生きてきて一番辛かった時間でした。(現在もこんなことない。思い出しただけで恐ろしいです。)
途中でとても深い眠気が訪れました。
心地よい、気持ちのよい眠気が襲ってきたのです。(今思えば気絶・・・?)
2時間待ってやっと順番がきました。呼ばれた声で目を覚ますことができました。
今までの経緯を話し、すぐに内診をしました。先ほどの検査結果も届いていました。
「筋腫の大きさが12cmです。ヘモグロビンの数値が低くて貧血が酷いです。輸血すればすぐに帰れるのですが、副作用など後々大変なので鉄剤の点滴で治します。」
「あと、出血が止まらないということで、リュープリン注射で生理を止めます。」
「食事も取れていなく脱水も症状も出ていますし、入院して治療しましょう。ベッドの空きを確認します。」
そのまま入院となりました。
現在思うこと
貧血が酷いと、心臓に負担がかかります。
ヘモグロビンが不足する=酸素不足なので、心臓・脳や全身に酸素が運ばれなくなります。
最悪は心不全を起こすようです。
健康優良児だったので、こんなことになるとは思いもしませんでした。
急な入院で、家族にも迷惑をかけました。
家族は大丈夫だと思っていたみたいです。後日、病院勤務の知人には、救急車呼んでもおかしくなかったと言われました。
救急車を呼んでいれば、早く治療ができたのだと後悔しています。家族含めて、救急車を思い浮かびませんでしたね。
あと、産婦人科の診察を待っているとき、妙に気分がよくなったというか、フワフワしている感じになりました。
お花畑が見えたような記憶が残っています・・・。多分危なかった。
次の記事では、貧血での入院生活のようすを書きます。
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